魚の国 宝の国 SAKANA & JAPAN PROJECT

SAKANA & JAPAN PROJECT
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2018年3月7日
 
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「パパさかな大使」始動魚料理で家族を笑顔に

 

「SAKANA&JAPAN PROJECT」は、パパ料理研究家でビストロパパ代表の滝村雅晴氏と協力し、父親を魚食推進の担い手に任命する「パパさかな大使」を7日から始動させた。各家庭で大使がキッチンに立ち、家族で一緒に魚料理を食べる機会を増やしてもらうのが狙い。滝村さんは「パパ料理は自分のための男料理ではなく、ママや子供たちのために作るもの。家族を笑顔にして幸せにするパパを増やしていきたい」と話している。

多くの母親が、栄養豊富で健康に良い魚料理をもっと食べるようにしたいと考えている。ところが、「調理に手間がかかる」「後片付けが面倒」といった理由から敬遠しがちで、母親だけが料理担当だとなおさらだ。そこで外食で魚料理を食べることが多い父親に家事分担の一環として家庭での魚食推進を担ってもらおうと、今回の企画を立ち上げた。「働き方改革」で早く帰宅できるようになった父親には、打って付けの役割だ。

「パパさかな大使」のホームページ(https://37sakana.jp/papasakana/)で10問のクイズに答える検定を受け、7問以上正解で合格だ。大使の名刺が作れるデータを受け取れば、晴れて大使に任命される。使命は①週に1回以上、家族と一緒に魚料理を食す②月1回以上、友人と一緒に魚料理を食す③海の恵みに感謝する―の3つ。調理をしなくても家族がそろって食べれば外食や出前でもOKだ。

月1回、滝村氏が考案した魚料理のレシピがメールで送られてくる。子供と一緒に挑戦し、その様子や完成した料理を写真に撮って専用のフェイスブック(会員以外は非公開)に投稿して活動を報告。魚食推進に熱心な「MVP大使」に選ばれると、親子料理教室への招待といった特典が受けられる。

「子供と一緒に料理をして、家族で一緒に食べた思い出を増やしてほしい」と、滝村さんは大使への参加を呼びかけている。

パパの料理塾でブリをさばく滝村さん(右から2人目)

たきむら・まさはる 昭和45年4月生まれ、京都府出身。立命館大学産業社会学部卒。平成21年、ビストロパパ代表。26年、日本パパ料理協会設立、会長飯士に就任。2年、「パパの料理塾」開講。

 

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