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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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見た目も味も春色に変える 「イチゴドレッシング」をかけた「エビのサラダ」

ビタミンやミネラルがたっぷりな果物。ジューシーな味わいは好きなのですが、一日の中でなかなか食べる機会がありません。

「積極的に料理にも使ってみるのをおすすめするわ。まずは手軽に、旬のイチゴを使ってサラダを作ってみましょうか?」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、春にぴったりなサラダのレシピを教えてくれました。

合わせる具材はエビとカブ。カブは薄いイチョウ切りにして、茎は小口切りに。塩をふってしばらくおきます。

「イチゴを使ってドレッシングも手作りしましょう。イチゴは万能こし器などで裏ごししても、スプーンで潰してもOKよ」と江上先生。ワインビネガー、サラダ油などを合わせ、よく混ぜると、鮮やかな赤色のドレッシングが出来上がりました。

水分が出てきたカブをかたく絞って、ゆでエビ、イチゴと一緒に器に盛りつけました。上から、シェフの手つきをまねしてイチゴドレッシングをおしゃれにふりかけて。テーブルに載せたら、パッと雰囲気が華やぎました。全体を軽く混ぜてからいただきます。

ママはお皿に鼻を近づけて、「甘酸っぱいイチゴがふわっと香るわ」。ひなちゃんは「カブが桃みたいでおいしいですぅ」と、目を丸くしました。そんなことがあるのかな?と思いながら食べてみると、みずみずしく、少しねっとりとして本当に桃のようでした。エビとの相性も抜群です。

イチゴのドレッシングは、ゆでたカリフラワーや生食用のホタテ貝柱にも合うとか。サラダを、見た目も味も春色に変えてくれます。

材料
(3人分)
ゆでエビ …9尾
カブ …1個
イチゴ …10粒
ワインビネガー …大さじ1
塩、コショウ、サラダ油
作り方
1
カブは皮をむいて縦半分に切ってから6~7ミリ幅のイチョウ切りにする。茎2本を小口切りにする。ボウルに入れて塩少量をふり、軽く混ぜてしばらくおく。
2
イチゴ3粒(目安は30グラム)はへたを取って裏ごしする(スプーンで潰しても)。ボウルに入れてワインビネガー、サラダ油大さじ3、塩、コショウ各少量を加え、混ぜ合わせる。
3
残りのイチゴはへたを取って縦半分か、4つ割りにする。①の水気を絞る。
4
器にゆでエビ、③を盛り、②のドレッシングをかける。全体を混ぜていただく。
取材協力・江上料理学院
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