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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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備蓄用の食材を使って「サバ缶のポテトサラダ」 うまみもボリュームもたっぷり

今年の夏は記録的な暑さや台風、地震など、自然の猛威を改めて感じました。きょう9月1日は「防災の日」。わが家の備蓄用の食料も確認しておかなくちゃ。

「日持ちする缶詰やレトルト食品を多めに買って、日頃から備えながら使うことも大事。サバの水煮缶を使って料理してみましょうか?」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、子供から大人までみんな大好きなポテトサラダに、サバ缶を合わせた一品を教えてくれました。

「サバ缶はクセがない味で、ボリューム感もたっぷり。生のサバは魚の中でも傷むのが早いけれど、缶詰ならいつでもそのうまみを楽しめるわ」と江上先生。

まずは、ジャガイモをゆでて、おなじみのポテトサラダを作ります。ゆで具合の目安は、竹串を刺してみて、すっと通るくらいのやわらかさになるまで。お湯を捨てて、再び火にかけて水分を飛ばすと、粉がふいたようになってきました。熱いうちに塩、コショウで下味をつけるのがポイントです。

タマネギは辛みを和らげるために水にさらし、キュウリは塩もみをして、出てきた水分を絞って。このひと手間で、おいしさがぐっと増します。サバの水煮は汁を切り、ほぐしながら骨を丁寧に取り除きます。

下ごしらえした材料を混ぜ合わせ、マヨネーズであえれば完成です。「ホクッとしたジャガイモと、しっとりとしたサバがよく合うわ」とママ。ひなちゃんも骨を気にせず、おいしそうに食べています。ゆで卵を潰して加えたり、サンドイッチの具にしたりと、さまざまな楽しみ方ができそうです。

材料
(4、5人分)
サバ水煮缶詰
(内容量190グラム)
…1缶
ジャガイモ …中3個
(約500グラム)
タマネギ …50グラム
キュウリ …1本
塩、コショウ、マヨネーズ
作り方
1
ジャガイモは皮をむいて2~3センチ角に切る。鍋に入れてかぶるくらいの量の水を注ぎ、やわらかくなるまでゆでる。湯を捨てて鍋を揺すりながら火にかけ、水分を飛ばす。大きめのボウルに移し、熱いうちに軽く潰しながら塩、コショウ各少量で下味をつける。
2
タマネギは繊維を断つように横に薄切りにし、水にさらして、水気をよく切る。
3
キュウリは薄い小口切りにし、塩少量をふってもみ、水気を絞る。
4
サバ缶は缶汁を切り、身をほぐして、骨を丁寧に取り除く。
5
①のボウルに②③④を加え混ぜる。マヨネーズ大さじ3~4を加えてあえ、器に盛る。
取材協力・江上料理学院
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