魚の国 宝の国 SAKANA & JAPAN PROJECT

SAKANA & JAPAN PROJECT
Facebook Twitter Instagram

ひなちゃんパパの
家族レシピ

098

サバみその炊き込みご飯

新米のご飯がおいしく、旬の食材で作った料理がおいしく…。食欲の秋が一層深まり、あれもこれも食べたい!と、ついつい欲張りになってしまいますね。

「ごちそうになる炊き込みご飯を作ってみてはどうかしら?」。江上料理学院副院長の江上佳奈美先生はそういって、台所にあるストック食材の中から、サバのみそ煮缶詰を取り出しました。

ご飯のおかずにサバみそ煮は最高の組み合わせですが、これを一緒に炊くとどうなるのか、興味津々です。

まずお米を洗い、水に漬けている間に、具材の下ごしらえに取りかかりました。サバみそ煮缶は身と汁に分けておきます。汁は味付けに使います。身はひなちゃんが食べることを考え、骨を丁寧に取り除きました。

「ショウガを利かせるのがおいしさのポイントなの」と、江上先生が教えてくれました。材料を炊飯器に入れて、スイッチオン。蒸気が立ち上ると、いい香りが漂い始めました。炊き上がったら、すぐに食べたい気持ちを抑えて、十分に蒸らします。

茶碗(ちゃわん)に山盛りによそい、小口切りのネギを散らして彩りよく仕上げました。三ツ葉や青ジソに替えてもOK。

「おいしい!」「幸せ~」。思わず、感嘆の声がもれます。うまみがたっぷり溶け出した缶汁を使うから、だしがいらなかったんですね。お米の一粒一粒にうまみがしみ込んで、こたえられないおいしさです。ショウガのアクセントもうまい具合に利いています。「これならお魚が苦手な子でも食べられるかも」とママ。よし、今度は土鍋を使って炊いてみよう。

材料
(3、4人分)
…2合
サバみそ煮缶詰(内容量200グラム) …1缶
油揚げ …1枚
ショウガ(千切り) …40グラム
小ネギ(小口切り) …2~3本分
酒、しょうゆ
作り方
1
米は水洗いして30分ほど水に漬ける。
2
油揚げは縦半分に切ってから細切りにする。
3
サバみそ煮缶は身と汁に分ける。身から骨を取り除く。
4
①をざるに上げて水気を切り、炊飯器に入れて③の缶汁、酒大さじ1、しょうゆ小さじ2を加える。「2合」の目盛りまで水を注ぎ、②、③の身、ショウガを加えて一混ぜし、普通に炊く。
5
十分に蒸らして、全体を切るように混ぜる。器に盛り、小ネギを散らす。
取材協力・江上料理学院
Page Top