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ひなちゃんパパの
家族レシピ

059

カボチャのフィッシュボール

オレンジ色のカボチャのランタンが、街をにぎやかに飾っています。31日はハロウィーン。カボチャに合う食材をいろいろと探してみました。鮮魚売り場では、なかなかメニューのイメージがわきませんね。

「ひなちゃんパパ、これを使ってみては?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、白いはんぺんを持ってきてくれました。

なるほど、その手がありますね。カボチャと混ぜて生地を作り、団子にしてみることにしました。カボチャは電子レンジで加熱してやわらかくします。タマネギのみじん切りもレンジで加熱します。その後で、はんぺん、片栗粉と一緒にフードプロセッサーにかけます。すり鉢を使って、すり混ぜてもいいそうです。

ひなちゃんに手伝ってもらって、手に水をつけながら、小さな団子状に丸めました。表面に片栗粉をまぶしつけるときは、バットなどに片栗粉を広げて、その上で転がすようにすると、うまくできます。

「油で揚げてもいいけれど、今日はもっと簡単に、フライパンで焼くレシピで作ってみましょう」と江上先生。材料にはすべて熱が通っているので、表面さえ焼き色が付けばOK。簡単でスピーディーなのは、調理済みのはんぺんならではです。生の魚介を使う場合は、火の通りが気になるのでこうはいきません。

焼き上がった団子を器に盛って、食卓へ運ぶと、ひなちゃんが喜んで「ハロウィーンのおかずですぅ」。自然な甘味の優しい味わい。ふわっと魚の風味も口に広がります。カボチャ料理のバリエーションがひとつ増えました。

材料
(3、4人分)
カボチャ …300グラム
はんぺん …100グラム
タマネギのみじん切り …30グラム
片栗粉、サラダ油
作り方
1
カボチャは種とワタを取り除いて皮をむく(正味量200グラム)。2センチ角に切って耐熱皿に重ならないように広げ、ラップをかけて600ワットの電子レンジで3~4分加熱する。
2
タマネギのみじん切りも耐熱皿に広げ、ラップをかけて600ワットの電子レンジで30秒ほど加熱する。
3
①②、はんぺん、片栗粉小さじ1をフードプロセッサーにかける。
4
③を12等分し、ひとつずつ丸めて表面に薄く片栗粉をまぶしつける。
5
フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、④を転がしながら色よく焼く。
6
器にレタスなどを敷き、⑤を盛る。
取材協力・江上料理学院
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