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ひなちゃんパパの
家族レシピ

014

イカの韓国のり炒め

いよいよ9日に開幕が迫った平昌(ピョンチャン)五輪。韓国の料理といえば焼き肉とキムチ、というのはひと昔前の話。今ではいろいろな料理が知られるようになって、日本の食卓にも浸透しています。わが家の台所を見回したら、ありました。韓国土産の定番、韓国のり。そのままパリパリ食べるとおいしいんですよね。

「そのままでもおいしい、という特徴を料理にも生かして一品作ってみましょうか」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が提案してくれました。

この韓国のりと合わせる食材に江上先生が勧めてくれたのはイカ。抜群に相性が良さそうな2種の海の幸を使って、炒め物を作ってみることにしました。

まずはイカの下ごしらえから。胴から足を外して、三角形のえんぺらごと輪切りにします。足は食べやすい長さに切りました。イカを炒めて酒、しょうゆで軽く味付けし、韓国のりをちぎって入れました。

「のりを加えたらさっと一混ぜでOK。これでのりの食感も楽しめるわ」と江上先生。イカの代わりにホタテやエビ、タコなどで作ってもいいそうです。

盛りつけたお皿を見て、ママは「ん!? これは五輪のマーク?」。イカの輪切りが重なって、そう見えるような・・・。ほのかな磯の香りとゴマのこうばしさがマッチして、食欲をそそります。ゴマ油と塩味が利いた韓国のりで、全体の味がばっちり決まっています。ひなちゃんはおいしそうにかみしめながら、「パパに金メダルをあげたいですぅ~」。

材料
(3人分)
スルメイカ …1ぱい
韓国のり(8枚切り) …8枚
万能ネギ …1本
ニンニクのみじん切り …1かけ分
白ゴマ(煎り) …少量
酒、しょうゆ、ゴマ油
作り方
1
スルメイカは胴の中に指を入れて足の付け根を外し、内臓ごと取り出す。胴は軟骨を取り除いてえんぺらごと1cm幅の輪切りにする。足は内臓と墨袋を取り除き、食べやすい長さに切る。
2
万能ネギは小口切りにする。
3
フライパンにゴマ油小さじ2、ニンニクのみじん切りを入れて熱し、①を炒めて酒、しょうゆ各小さじ2で調味する。韓国のりをちぎってふり入れ、一混ぜする。
4
器に③を盛り、②、白ゴマを散らす。
取材協力・江上料理学院
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