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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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エスニックなパクチーだれのちょい足しで味を変えて 冷ややっこ、蒸し鶏、そうめんにも

クセのある…というか、クセしかないハーブといえばパクチーです。独特の強い香りと風味は病みつきになる人が多い半面、苦手だという人もいますよね。好きな人も苦手な人も、一緒に食事が楽しめるいい方法はないかな?

「料理にちょい足しできる、パクチーだれを作ってみましょうか?簡単に作れるし、これから暑くなる季節にぴったりのエスニックな味わいの万能だれよ」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、こうすすめてくれました。

まず、パクチーは、茎も葉も1センチくらいの長さにざくざくと切ります。

ニンニク、ショウガをみじん切りにします。子供が食べる場合は、赤トウガラシは入れなくてもOK。

エスニックな香りと味わいに欠かせないのが、ナンプラーです。「小魚を塩漬け発酵させてつくる、うまみの強い魚醬(ぎょしょう)よ。メーカーによって、塩分がまちまちなので、味をみながら加減して使うのがコツ」と江上先生。

材料を混ぜ合わせれば、パクチーがたっぷりと入ったたれの出来上がりです。江上先生いわく、「蒸し鶏や冷ややっこによく合うの。パクチーが苦手な人は、ポン酢やしょうゆなどをかけて。そうやってパクチーが好きな人も苦手な人も同じ料理が楽しめるわ」。

冷ややっこにかけて食べてみると、パクチーの効いた爽やかなエスニック味に変身。これは、鶏の唐揚げや魚介のカルパッチョにも合うし、そうめんや焼きそばにかけたりしてもおいしそう。「私は卵かけご飯にのせてみようかしら」とママ。

お酢やレモン汁を加えて、ドレッシングにしてもいいとか。暑さが増して食欲が落ちることがあっても、この万能だれで乗り切れそうです。

材料
(作りやすい分量)
パクチー …2株(15グラム程度)
ニンニク、ショウガ …各1かけ
赤トウガラシ …1本
ナンプラー …大さじ1と1/2
砂糖、サラダ油
作り方
1
パクチーは根元を落とし、1センチほどの長さに切る。
2
ニンニク、ショウガはそれぞれみじん切りにする。赤トウガラシはへたと種を取り除き、みじん切りにする。
3
ボウルに②、ナンプラー、砂糖小さじ2、サラダ油大さじ2を入れ、よく混ぜ合わせる。①を加え、さらに混ぜて、器に盛る。
取材協力・江上料理学院
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