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ひなちゃんパパの
家族レシピ

006
カジキのフリッター

カジキのフリッター

魚料理は身をおろして調理したり、皮や骨を取りながら食べたり。慣れていないと作るのも食べるのも面倒に感じてしまいますね。

「この切り身を使って料理してみましょうか?扱いやすさはナンバーワンといっても過言ではないわ」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、カジキの切り身を薦めてくれました。

「クセのない味だから魚が苦手な人も食べやすいし、和洋中といろいろな味付けにも合うのよ」と江上先生。これなら骨も皮もないので、すぐに料理に使えますね。ひなちゃんが喜びそうなメニューにするには?

「ふんわりとした衣をまとわせたフリッターにしてみましょう」

まず、カジキは細長く棒状に切って塩をふり、下味を付けます。今日はひなちゃんも食べるので衣は水で溶きましたが、白ワインを使うと風味がアップするそうです。お弁当のおかずにするときは、ここにカレー粉や粉チーズ、粉ザンショウなどをひとふりして味を付けてもOK。

ソースはトマトを使って手作りしてみました。トマトは皮を湯むきします。へたをくり抜き、沸騰したお湯に30秒ほどつけて冷水に取れば、皮がめくれて簡単にはがせます。

片栗粉をまぶしたカジキに衣を付けて、からりと揚げました。トマトソースをたっぷりのせて食べてみると、「ホワホワのサクサクですぅ~」とひなちゃん。確かに!天ぷらとは食感が違いますね。トマトのフレッシュなうまみが淡泊なカジキに合います。揚げ物なのにさっぱり。夏にぴったりのおいしさです。

材料
(3人分)
カジキ(切り身) …2切れ
溶き卵 …1/2個分
白ワイン(または水) ……大さじ2
塩、片栗粉、小麦粉、揚げ油
[トマトソース]トマト1個、タマネギ30g、おろしニンニク小さじ1/2、塩、コショウ
作り方
1
カジキは1.5センチ幅の棒状に切り、塩少量をふる。
2
ボウルに溶き卵、白ワインを入れて混ぜ、小麦粉大さじ5をふるって加え混ぜる。
3
トマトは皮を湯むきし、ざく切りにする。タマネギはみじん切りにする。おろしニンニク、好みでパセリのみじん切り少量を加えて軽く混ぜ、塩、コショウ各少量で調味する。
4
①に薄く片栗粉をまぶしつけて②の衣にくぐらせ、170~180度の油でからりと揚げる。
5
器に④を盛って③のソースを添える。好みでレモンを添える。
取材協力・江上料理学院
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