魚の国 宝の国 SAKANA & JAPAN PROJECT

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ひなちゃんパパの
家族レシピ

072

秋サケの一口焼き

秋サケ、秋サバ、サンマ(秋刀魚)…。“秋の魚”は、しっかりと脂が乗った旬のおいしさが楽しめますね。鮮やかな色にひかれ、秋サケの切り身を買ってきて、料理をすることにしました。

「この色を生かして、目先の変わった焼き物を作ってみましょうか。はんぺんを組み合わせると、食感も味付けもばっちりよ」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がすすめてくれました。

まず、生サケは骨と皮を取り除いて、はんぺんなど、他の材料と一緒にフードプロセッサーにかけます。

「すり鉢を使って滑らかにしてもOK。最初にサケをすってから、はんぺん、ショウガ、片栗粉を順に加えてすり混ぜてね」と江上先生。

平たい円形に整えて、いったん電子レンジで加熱します。これを汁物や鍋料理の具にしてもおいしそうです。表面に薄く片栗粉をまぶしつけてから、フライパンでこんがりと焼き目をつけました。

サケと相性のいいみそとマヨネーズを合わせて、ソースも作ってみました。食卓へ運ぶと、鮮やかなオレンジ色が実に映えます。

ひなちゃんは一口食べて、「ふんわりとやわらかくて、おいしいです~」。サケのうまみがギュッと詰まって、ほのかなショウガの風味もいいアクセントに。みそマヨソースも抜群にマッチしています。

確かに、はんぺんを合わせたら食感がふわふわになって、調味料を加えなくても味が決まりました。これなら魚が苦手な子でも、パクッと食べられそうですね。

材料
(2、3人分)
生サケ(切り身、約85グラム) …2切れ
はんぺん(100グラム) …1枚
ショウガのみじん切り …15グラム
みそ(信州)、片栗粉、マヨネーズ、サラダ油
作り方
1
サケは骨と皮を取り除き(正味量約140グラム)、一口大に切る。
2
フードプロセッサーに①、はんぺん、ショウガのみじん切り、片栗粉大さじ1を入れ、回転させる。生地を取り出して8等分し、平たい円形に整える。
3
耐熱皿に②を並べ、ラップをかけて600ワットの電子レンジで1分加熱する。粗熱を取り、薄く片栗粉をまぶしつける。
4
フライパンにサラダ油大さじ1を熱して③を並べ入れ、中火で両面をこんがりと焼く。
5
みそ小さじ2、マヨネーズ大さじ2を混ぜる。
6
器にレタスなどを敷いて④を盛り、⑤のソースを添える。
取材協力・江上料理学院
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