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ひなちゃんパパの
家族レシピ

027

タラコスパゲティ

鮮魚売り場で、ひなちゃんがじっと見つめていたのがタラコ。「これは海の生き物ですかぁ?」と不思議そうに聞きました。おにぎりの具でも人気があるタラコだよ、と説明すると「あ~っ、知ってますぅ」と、目を輝かせました。

タラコはスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもの。韓国風の辛い調味液で漬けたのがからし明太子(めんたいこ)です。

「タラコは色が赤いので『紅葉子(もみじこ)』とも呼ばれるのよ」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が教えてくれました。

「熱々のうちに混ぜるのがポイントよ。余熱でバターが溶けて、タラコにも軽く熱が通って、生臭みがなくなるの」と江上先生。

お皿に盛って、海の仲間同士ののりをたっぷりのせました。そのほか、青ジソや小ネギ、カイワレなど青い薬味もよく映えます。

ふわりと立ちのぼるバターの香りがたまりません。一口ごとにプチプチとタラコの粒がやさしくはじけます。おいしいこの味は、和風か洋風か…迷いながら食べているうちに、お皿は空っぽになりました。

材料
(3人分)
タラコ …2腹(約100グラム)
スパゲティ …250~300グラム
刻みのり …適量
塩、バター、サラダ油
作り方
1
大きめのボウルにバター30グラムを入れ、室温に戻してやわらかくする。
2
タラコの薄皮に切り目を入れて、包丁で中身をしごき出す。①のボウルにサラダ油大さじ2とともに入れて混ぜる。
3
スパゲティは塩適量を加えたたっぷりの熱湯で表示通りにゆで、ざるに上げて水気を切る。熱いうちにボウルに入れて、全体をよく混ぜる。
4
器に③を盛り、刻みのりをのせる。
取材協力・江上料理学院
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