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ひなちゃんパパの
家族レシピ

017

フィッシュ&チップス

おめでた続きで英国の王室が注目されていますね。先月はチャールズ皇太子の長男、ウィリアム王子とキャサリン妃にルイ王子が誕生。今月19日には、次男のヘンリー王子と米国の女優、メーガン・マークルさんの結婚式が控えています。

英国の名物といえば、魚のフライとフライドポテトを盛り合わせた、「フィッシュ&チップス」。江上料理学院副院長の江上佳奈美先生に、作り方を教えてもらいました。

江上先生いわく、「魚はタラやシタビラメ、銀ダラ、サワラなど、季節に合った白身魚を使えばOKよ。水の代わりにビールを使って衣を作るのが特徴。外側はサクッと、中はフワッとした軽い食感になるの」

ビール好きの英国ならではのレシピですね。でも、今日はひなちゃんも一緒に食べるので、ビールを使わずに作ってみます。卵黄、水、牛乳を混ぜたところに塩を加え、小麦粉とベーキングパウダーをふるいながら入れて、さっくりと混ぜます。30分ほどおくと、とろみが出てきました。さらに、しっかりと泡立てた卵白を加えて、やさしく混ぜました。

揚げ物は野菜が先、が基本。ジャガイモをからりと2度揚げしてから、魚に衣を絡めて色よく揚げました。「英国ではモルトビネガー(麦芽酢)をかけて食べるの。レモンを搾るのもお勧めよ」と江上先生。

ママは、「歯触りのいい衣がやわらかな白身魚と合っているわ。軽くていくらでも食べられそう」。衣はビールを使って溶くと、もっとふんわりするんだって。ちなみに、発泡酒などでもいいそうです。

材料
(3人分)
白身魚(銀ダラ、サワラなど)の切り身 …3切れ
ジャガイモ …200g
…1個(卵白と卵黄に分ける)
水(またはビール) …120ml
牛乳 …大さじ4
ベーキングパウダー …小さじ1/2
塩、小麦粉、コショウ、揚げ油
作り方
1
白身魚は食べやすい大きさに切り、塩、コショウ各少量をふり、しばらくおく。出てきた水分を拭き取る。
2
ボウルに卵黄、水(またはビール)、牛乳を入れて混ぜ、塩小さじ1/2を加え混ぜる。小麦粉70g、ベーキングパウダーをふるい入れてさっくりと混ぜ、30分ほどおく。角が立つまで泡立てた卵白を加え、泡を消さないように混ぜる。
3
ジャガイモは皮をむき、1cm角の拍子木切りにし、水にさらして水気をよく切る。130~140度の油で揚げて取り出し、油の温度を170~175度に上げて2度揚げする。
4
①に②をつけて、色よく揚げる。
5
器に③④を盛り、クレソンなどを付け合わせる。
取材協力・江上料理学院
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