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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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ハロウィンのシンボルを使った秋らしい一品 「エビとカボチャのグラタン」

街のあちこちでオレンジ色のカボチャが笑っています。おばけでありながらユーモラスな表情と、鮮やかな色で周りを明るくしてくれます。31日のハロウィンのシンボルといえば、カボチャですよね。

「おうちでは、相性のいいエビと合わせてグラタンにするのはどうかしら?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が秋らしい一品をすすめてくれました。

まず、カボチャは電子レンジで加熱して、熱いうちに潰します。

「滑らかな食感にしたい場合は細かくなるまでよく潰して、ホクッとした食感を楽しみたい場合は粗めに。お好みに合わせて潰し具合を調整してね」と江上先生。

エビは口当たりをよくするために、1尾ずつ背わたを取り除きました。タマネギと一緒に炒めて、潰したカボチャと混ぜ合わせます。耐熱のグラタン皿に平らに広げて入れたら、江上先生が「ちょっとサプライズを仕掛けてみましょうか?」。

茶こしを使って、カレー粉を薄くふりかけました。その上から市販のホワイトソースをかけ、最後にチーズを散らしてオーブンへ。チーズがこんがりと焼けたら出来上がりです。

スプーンですくうと、チーズとホワイトソースがとろ~り。フーフーしながら食べると、「あれ?カレーの味がしますぅ」とひなちゃん。ママも「本当だわ。カレーとチーズの風味にカボチャの甘みも加わって、とってもおいしい!」。

もともとハロウィンは秋の収穫を祝うお祭り。こんなふうにおいしく味わいながら楽しむのもいいようです。

材料
(2、3人分)
カボチャ …300グラム
むきエビ …150グラム
タマネギ(みじん切り) …50グラム
ホワイトソース(市販) …120~150グラム
ピザ用チーズ …大さじ2~3
カレー粉 …小さじ3分の1
塩、コショウ、サラダ油
作り方
1
カボチャは種を取り、皮をむいて一口大に切る(正味量約250グラム)。耐熱容器に入れて水大さじ2をふり、ラップをかけて600ワットの電子レンジで6分ほど加熱する。熱いうちにマッシャーなどで潰す。
2
エビは背わたを取り除き、水洗いして水気をおさえる。
3
フライパンにサラダ油大さじ2分の1を熱してタマネギを炒め、②を加えて炒め合わせ、塩、コショウ各少量をふる。
4
①③を混ぜ合わせ、グラタン皿に平らに広げて入れる。カレー粉を薄くまんべんなくかけ、ホワイトソースをのせてピザ用チーズを散らす。
5
200度のオーブンで④を15分ほど焼く。
取材協力・江上料理学院
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