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ひなちゃんパパの
家族レシピ

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アヒポケ

アヒポケ

年末年始に海外へ旅行に出掛ける人は約65万人にのぼるそうです。ハワイや台湾などが人気とか。常夏のハワイでお正月を過ごすなんて、うらやましいなぁ。おとそ代わりにトロピカルカクテルを飲んだりして。

「パパ、妄想はそのくらいにしてそろそろ買い物に行きましょ」と、ママに現実に引き戻されました。

スーパーの鮮魚売り場はマグロやカニなどがずらり。年末商戦の真っ最中です。手頃なマグロを見つけ、魚介をしょうゆなどの調味料であえるハワイの代表的な料理、ポケを作ってみることにしました。

「マグロはハワイ語で『アヒ』。だから『アヒポケ』というの。ちなみに『ポケ』は切り身の意味。カツオやタコなどのポケもあるし、味付けのバリエーションも豊富よ」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生がこう教えてくれました。

マグロ以外の材料はうちにあるものでそろったので、すぐに作ることができました。しょうゆ、ゴマ油、レモン汁、おろしワサビを混ぜ合わせ、角切りにしたマグロを、万能ネギ、タマネギと一緒にあえて、?分ほどおいて味をなじませます。仕上げにゴマを散らして出来上がり。

マグロのねっとりとした食感がたまりません。ゴマ油の香りとレモン汁の軽い酸味が後を引きます。

「ご飯にのせて食べたいですぅ~」とひなちゃんが言うと、ママも「ポケ丼、おいしそうね」

「生のサーモンやゆでたエビで作ってもOK。韓国のりを加えたり、ワサビをからしに変えたり、自由にアレンジを楽しめるのがこの料理の魅力なの」と江上先生。さまざまな国から人が集まり、多彩な食文化を持つハワイならではの一品です。

材料
(3人分)
マグロ(刺し身用) …1さく
万能ネギ …3本
タマネギ …1/4個
ゴマ(煎り) ……少量
レモン汁、おろしワサビ …各小さじ1
しょうゆ、ゴマ油
作り方
1
マグロは1.5センチ角に切る。
2
万能ネギは1センチの長さに切る。
3
タマネギは薄切りにする。
4
ボウルにしょうゆ大さじ1と1/2、ゴマ油小さじ2、レモン汁、おろしワサビを入れて混ぜる。①②③を加えて軽くあえ、20分ほどおく。
5
器に④を盛って白ゴマを散らし、レモンの薄切りなどを飾る。
取材協力・江上料理学院
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